片想い〜10年分の「キモチ」〜
突然ですが、
僕には十数年、想いを寄せていた年上の人がいました。
きっとあの人は知らない
「片想い」
その人と初めて会ったのは、僕がまだ10代の頃。
まだまだ右も左もわからない僕に、その人はいつも、
「熱くない?大丈夫?」「ノド乾いてない?」「髪型変えたの!?似合ってるねー!」
なんて。そんな優しい言葉をかけてくれました。
何年かは…定期的に会えていました。
…しかし、次第に会わなくなってしまいました…(´・_・`)
あれから、十数年が経ち……
最近、実家から通勤している僕は
最寄りの駅までの道程。
その人を毎日探していました。
そして、ある日の朝。
僕の横を通りすぎる自転車。
見覚えのある後ろ姿!!
「あっ!!!!」
一目散に追いかけ、信号待ちしている、後ろ姿。
正直、思いのままに走って追いかけましたが、、
「何て声掛けよう……僕の事覚えてる?…、」
何も考えず追いかけて来ちゃったよ、、、(´・_・`)
ここまで来たら、声掛けよう!掛けるしかないっ!!
信号はまだ赤。
よしっ!!…
少しアホなフリして
「わあーー!
お久しぶりですぅぅ〜( ´ ▽ ` )ノ」
…………
………ッ!!!
「あー!イクヤくんっ!!久しぶりだね〜!」
やっと会えた…覚えててくれた( ; ; )
しかも、その人は持っていた飲み物を興奮のあまり、こぼしてしまったり…笑
年上なのにお茶目な所も変わってない( ´ ▽ ` )
僕もやっと会えた喜びで興奮を抑えるのに必死だったんですが、、
ここはビシッと!大人になった僕を見て欲しくて、、
「これからお仕事ですよね?……あっ!そうだ!久しぶりですし、今度、ゆっくり御飯でも行きましょう!」
と言い、連絡先を交換。
なかなか、スマートだぞ、198!!
その後、何通かメールを交換し、
ついに!
月曜日!御飯に行ってきました!!
そこで10数年の想いをぶつけて、
「僕!ずっと憧れていました!!」
すると、驚いた表情で、
「えっ?オレに?」
「はいっ!貴方に憧れて、美容師になったんです!」
僕が10代の時に通っていた美容室の、当時アシスタントだった、ウドちゃん♪
いつも僕(お客さん)を気にかけ、
「熱くないかな?」(シャワーの温度)
「ノド乾いてない?」(待ち時間)
「髪型変えたの!?似合ってるね〜!」(カッコ良くしてもらって直後)
そんなウドちゃんを、「こんな風になりたいな〜」と憧れの眼差しで見ていたんです!
そして、美容師を目指して…
10数年経った今も、ウドちゃんは
憧れていたあの頃と全く変わらず、最高な方でした!
赤羽の串焼き屋さん
赤羽のシーシャ(水タバコ)カフェ
最高の時間を過ごし。美容師談義をして。
僕の憧れた人は間違いなかったです。
またこんな時間を過ごせたらな♪
う〜〜ー キャイ〜ン!!(≧∇≦)